坐骨神経痛改善（上）

当院は、広島市中区上八丁堀にある坐骨神経痛専門の鍼灸院です。

• 長時間座ると痛い！
• 歩くと足が痛くしびれる！
• 坐骨神経痛がなかなか治らない！

このような症状でお悩みではないですか？

坐骨神経痛を治すには、鍼灸、マッサージ、電気治療、整体、ストレッチ…

実に様々な施術方法があります。

実際どれが効果的なのか、正直迷うのではないでしょうか？

私は、「正しい理論」に裏付けられた施術方法こそ、坐骨神経痛にとって最良の方法と考えております。

当院の坐骨神経痛施術に興味をお持ちの方は、是非、参考にしてみてください。

高齢になると、腰部脊柱管狭窄症が原因となって発症します。

脊柱管には、背骨（頚椎から腰椎）の間を通っている神経（脊髄）が入っています。

腰部脊柱管狭窄症とは、腰にある脊柱管が狭くなって神経が圧迫され、痛みやしびれ、麻痺、歩行障害が出る症状です。

加齢による現象で50代以降に発症しやすい特徴があります。

年齢が若い場合は、腰椎椎間板ヘルニアが原因となって発症します。

椎間板は、背骨と背骨の間にあり、クッションの役割をしています。

その椎間板の中に髄核というものがあり、その髄核が押し出されて脊柱管の中の神経を圧迫することで、痛みやしびれが現れます。

この状態が腰で起こっているため、腰椎椎間板ヘルニアといいます。

お尻にある梨状筋という筋肉の間を坐骨神経が走行しており、この部分で坐骨神経が圧迫されて、痛みやしびれが現れます。

生活習慣、スポーツやケガなどが要因となります。

脊椎や脊髄の癌や骨盤の癌などでも坐骨神経痛が起こりますが、非常にまれです。

足が激しく痛み、少しの距離でも歩けなくなります。

このことを間欠性跛行といいます。

腰部脊柱管狭窄症の特徴的な症状です。

痛みで歩くのをやめて前かがみになると、症状が軽くなりまた歩けるようになります。

腰に原因がある場合、腰を動かすたびにお尻から足にかけて痛みが現れます。

腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症が原因となりますが、腰の筋肉に原因があることがあります。

動いているときだけでなく、座っているときや横になって休んでいるときでも痛みが現れます。

また、薬が効かない傾向にあります。

初期は薬の効果を実感していたものの、次第に効果が薄れてきて薬を強くすることが多いです。

早めに薬以外の治療をするべきです。

神経の障害で現れる症状です。

鈍痛などは筋肉が原因の場合が多いですが、ピリピリ、チクチク、チリチリなどの感覚は、神経に原因があります。

また、触ったときの感覚や筋力に左右差が出ることがあります。

お尻の筋肉に原因がある症状です。

普段から座ることが多い人は、常におしりが圧迫されており、筋肉が血行不良に陥っています。

筋肉の緊張を緩和する治療をすると、改善します。

まずは、痛み止めから始まります。

今ある症状を和らげるには、薬からということです。

痛み止め（鎮痛薬）、神経の痛みを和らげる薬、筋肉の緊張を和らげる薬など症状に応じて処方されます。

症状が強い場合は、痛みが伝わる神経をブロックするために注射を打ちます。

神経周辺に局所麻酔薬を打ち、痛みをなくす方法です。

通常は薬と併せて行います。

トリガーポイント注射もこの一部です。

整形外科やペインクリニックで行われています。

理学療法士によって、運動機能の回復を目的に行います。

医師や理学療法士の指導のもと、症状の変化をみながら、電気治療や運動療法などが行われます。

鍼治療は、鍼灸院か病院でも行っているところがあります。

薬物療法や神経ブロックでも効果が出ない場合は、鍼治療を選択する方が多いです。

坐骨神経痛と鍼治療の相性は良く、選択肢のひとつです。

初期から膀胱直腸障害（尿漏れなど）がある場合は、手術適応です。

それ以外の症状であれば、一連の治療を行い、その中で効果が現れないときに手術が検討されます。

手術をしても治らないこともあり、積極的に行うことは少ないのが現状です。