当院は、広島市中区上八丁堀にある肩こり専門の鍼灸院です。
- 肩こりの原因を知りたい!
- 肩こりの辛さを少しでも解消したい!
- 肩こりに伴う頭痛やめまいを改善したい!
長年の慢性的な肩こりに悩んでいませんか?
肩こりの施術は、鍼灸、マッサージ、電気治療、整体、ストレッチ…
実に様々な方法がありますよね。
実際どれが効果的なのか、正直迷うのではないでしょうか?
私は、「正しい理論」に裏付けられた施術方法こそ、肩こりにとって最良の方法と考えております。
当院の肩こり施術に興味をお持ちの方は、是非、読み進めてみてください。
肩こりとは?
レントゲンやMRI検査、血液検査では、原因がはっきりしない肩こりのことです。
つまり、骨や神経には何も異常がなく、筋肉の血行不良による肩こりです。
肩こりは、一般的な肩こりを含め、大きく3種類に分かれます。
一般的な肩こり
骨や神経に問題がなく、筋肉の血行不良による肩こりです。
一般的な肩こりに分類されます。
症候性肩こり
内臓や心臓の病気、耳鼻科や眼科、歯科領域の病気などが原因で起こる肩こりのことです。
内臓や心臓に異常があると、関連痛という形で肩に痛みが現れることがあります。
- 急に肩こりを感じるようになった。 肩こりになるような原因がわからない。 一日中痛くて、痛みに変化がない。
- 肩こりになるような原因がわからない。
- 一日中痛くて、痛みに変化がない。
このような症候性肩こりが疑われる場合は、一度病院で検査を受けてください。
心因性肩こり
精神的ストレスやうつなどが原因で起こる肩こりのことです。
日々ストレスにさらされると、メンタルだけでなく、筋肉の緊張を招き、肩こりとして現れます。
肩こりの原因
日常の悪い姿勢、筋肉のバランスの偏った使い方
肩こりになる一番の原因は、日常の姿勢の悪さです。
姿勢を正さなければと頭でわかっていても、無意識のうちに姿勢が崩れてしまいませんか?
このような姿勢でパソコンをしていると、以下の順番で凝りが現れます。
- 猫背…背中の筋肉(僧帽筋や菱形筋)が張る。
- 肩甲骨が外転する…左右の肩甲骨の間が広がり、背中の筋肉が緊張し凝りが現れる。
- 肩が前に出る…巻き肩になり、胸の筋肉(大胸筋)が凝りやすくなる。
- 首が前傾し、顎が上がる…パソコンでモニター見るときになりやすい姿勢で、首筋から肩にかけて筋肉が緊張し、肩こりになる。
肩こりになりやすい姿勢は、長時間猫背でいることです。
長時間労働で特定の筋肉の緊張
デスクワークやパソコン作業など、同じ姿勢で長時間いることで特定の筋肉に持続的な緊張が入ります。
その結果、筋肉が血行不良に陥り、肩こりになります。
猫背姿勢が一番肩こりになりやすい姿勢であると説明しましたが、正しい姿勢で座っていたとしても肩こりになります。
猫背姿勢の方が肩こりになるスピードは早いですが、正しい姿勢でも少しずつ肩こり体質の体に変わっていきます。
正しい姿勢を10分キープしてみてください。
肩だけでなく背中や腰も疲れてくると思います。
悪い姿勢より正しい姿勢の方が筋肉が疲れてくるのがわかるはずです。
問題なのは、長時間同じ姿勢でいることなのです。
姿勢の悪さも原因となりますが、それ以上に筋肉を動かさないことの方が肩こりの原因となります。
その他(加齢、自律神経失調症、寒さ、緊張やストレス、偏った食生活など)
年齢を重ねていくにつれ、筋肉の柔軟性の低下により、ストレッチをしても凝りがほぐれにくくなってしまいます。
また、栄養の偏りで代謝が悪くなったり、ストレスにより体が緊張すると、肩こりが現れます。
肩こりの症状
- ズシーンと肩に重りが乗っている感じ。
- 首の曲げ伸ばしでつっぱり感、伸びにくさ、痛みを感じる。
- 首や肩の関節の動く範囲が狭くなる。
- 腕や手にだるさ、しびれ感が現れる。
- 緊張型頭痛が現れる。
- 吐き気やめまいが現れる。
- 耳鳴りや突発性難聴になる。
- 胸の圧迫感や息苦しさを感じる。
- 疲れがとれにくい。
- 不眠気味になり、気分不良。
肩こりを甘く見てはいけない!
一般的な肩こりは、重だるい痛み、こり感がメインの症状です。
しかし、肩こりが悪化していくと、頭痛、吐き気、めまいなどの自律神経機能に関わる症状が現れやすくなります。
重症化してしまうと改善までに時間を要します。
「肩こりはいつものこと」と甘く見てはいけません。
肩こりに対する施術方針
当院の鍼治療は、MPS理論に基づいたトリガーポイント療法をベースに施術していきます。
従来の肩こりは、筋肉の凝りといわれてきましたが、近年の研究により、厳密には「筋膜の癒着」であり、それがトリガーポイントであることがわかってきました。
筋膜とは、筋肉を包んでいる膜のことです。
これは、肩こりで一番凝りやすい筋肉のエコー画像です。
横に伸びる白い線が筋膜といわれるものです。
筋膜の癒着が起こっている部分では、この筋膜が白く太く写ります。
つまり、この部分がトリガーポイントであるといえます。
マッサージなどでいくら筋肉をほぐしてもすぐ元に戻ってしまうのは、筋膜に問題があるためです。
筋肉にアプローチするよりも筋膜にアプローチした方が凝りがほぐれやすいということです。
筋膜は、身体を酷使したり、長時間同じ姿勢でいると癒着が起こり、痛みやコリ、違和感を感じるようになります。
肩こりの症状を解消するためには、この筋膜を整え、本来あるべき状態へ導く必要があります。
お電話ありがとうございます、
なかいし鍼灸院でございます。