中石 真人
- 生年月日
- 昭和59年4月22日
- 血液型
- O型
- 出身地
- 広島県豊田郡大崎上島町
- 家族
- 妻、子ども(3人)
- 趣味
- カープ、カラオケ
- 尊敬する人
- イチロー
- 免許
- 鍼灸師、柔道整復師
- 所属学会
- 日本整形内科学研究会(JNOS)、日本超音波鍼灸協会(JAU)、臨床トリガーポイント研究会
学歴
平成15年
3月 広島県立高陽東高等学校 卒業
4月 明治鍼灸大学(現:明治国際医療大学) 入学
平成18年
3月 鍼灸師免許取得
平成19年
3月 明治鍼灸大学(現:明治国際医療大学) 卒業
平成21年
4月 朝日医療専門学校 柔道整復学科 夜間部 入学
平成24年
3月 柔道整復師免許取得
朝日医療専門学校 柔道整復学科 夜間部 卒業
4月~7月 臨床トリガーポイント研究会特別研修修了
職歴
平成19年
4月~ 医療法人社団飛翔会 呉整形外科クリニック
平成24年
3月まで 広島みなとクリニック
9月 鍼灸・接骨 なかいし(大崎上島町) 開院
平成26年
12月 なかいし鍼灸院 広島治療室(上八丁堀) 開院
院長ストーリー
私は高校までずっと野球をしてきました。
小学生の頃は地元のチーム、中学生では呉ファイターズ(硬式)、そして高校は高陽東高校で甲子園を目指しました。
野球をしていなければこの職に就いていないでしょう。
高校時代は、365日、正月もお盆も休みなく練習です。
身体のどこかに痛みがあっても我慢していました。鍼灸との出会いはそんなときです。
肩の痛みが限界にきたとき、初めて鍼治療を受けました。
その鍼が衝撃でした。
鍼が悪いとこにピンポイントで当たっている、 急所を捉えられているような感覚でした。
(トリガーポイントに鍼が当たるとこのような感覚になります)
するとさっきまで痛かったのが嘘のように痛みがなくなったのです。
驚きと共にとても感動し、痛みなくプレーできる喜びを感じました。
当時は痛みによりプレーの質が下がり、精神的にも追い込まれていたので、
すっと痛みをとってもらえたことがとても嬉しかったのを覚えています。
そのときから今度は自分が痛みをとる側になりたいと思ったのが鍼灸師になるきっかけです。
高校野球からはたくさんのことを学びました。
1年の秋からメンバーに入り、レギュラーとなり、2年で初めて大きな挫折を味わい、3ヵ月間野球を離れた時期もありました。
最後は準レギュラーに甘んじましたが、厳しい環境でやり抜いたことは今では大きな財産です。
悔いが残るとすれば、あれだけ練習をしたのに甲子園に行けなかったことと、途中3ヵ月野球から逃げたことです。
人生、楽しいことばかりではない、辛いことを経験し、今があります。
高校野球3年間で学んだことは、2つ。
1.人生で一番辛い経験ができたこと。
若いうちに辛い経験はした方がいい。できれば、辛いことを経験するだけでなく、その辛い壁を乗り越えること。乗り越えて初めて力になると思います。
元々マイナス思考なのですが、かなり自信が持てるようになりました。
2.理不尽さへの免疫ができたこと。
怒られることに納得できない。自分が正しいのになぜ怒られるのか。組織の中でうまくやっていけない…
そんな理不尽さは社会に出るとよくあります。ストレスも溜まるでしょう。
よくストレス発散といいますが、ストレスは吐き出すのではなく、飲み込んで消化できるようになりました。
高校3年間の貴重な経験によって、我慢強さ、忍耐力が加わり、今の自分の人格ができあがりました。
一緒に頑張った仲間、そして厳しく指導していただいた小川成海先生に感謝です。
高校卒業後は、京都にある明治鍼灸大学(現:明治国際医療大学)に進学しました。
鍼灸師になるためには大学や専門学校で3年間勉強し、国家試験に合格しなければいけません。
この大学は、日本で唯一、鍼灸師の免許取得後4年目に大学附属病院や鍼灸センターで実習を積める鍼灸大学です。
鍼灸師になってすぐ就職するのではなく、1年間じっくりと自分の専門分野を見極めたり、鍼灸治療をより深く学ぶことができる利点があります。
私は、痛み治療に興味がありましたので、運動器疾患の研究をしているゼミで勉強しました。
4年間の大学生活は、毎日勉強をしていたように思います。
今まで野球しかしてこなかったので、始めは勉強の仕方がわからず苦労しましたが、無事国家試験に一発合格でした!!
大学卒業後は、広島に戻り整形外科クリニックに2年間勤務しました。
この整形外科クリニックでは、広いリハビリ室があり、鍼灸師、理学療法士、柔道整復師、トレーナーと連携しながら治療にあたっている現場でした。
他業種と連携することによって、治療の幅や鍼灸以外の考え方や知識を得ることができ、非常に勉強になりました。
また、鍼灸師としても1日30人程の患者さんの治療にあたりました。
鍼灸師として就職しても鍼を打てる環境が非常に少ないのが現状ですが、ここではしっかり鍼治療ができ、鍼の技術や感覚を養うことができました。
鍼治療をしていく中で、治る人もいれば、一向に治らない人もいる。
同じ症状、同じ病名でも治る人と治らない人がいる。
とても悩みました。
どうやったら治せるのか、どうやったら治癒の確率を上げることができるのか。
治療の過程であることに気づきました。
「痛いとこに鍼が当たったときは鎮痛効果が高い」ということ。
これは、自分が鍼を受けたときの体験と同じで、痛いとこに鍼を当てることができれば、今まで治せなかった人も治すことができるかも。
それから独学で勉強しました。
その結果、トリガーポイント療法にたどり着き、セミナーや書籍で勉強しながら、少しずつ結果も出るようになりました。
そして、開業する前の集大成として、トリガーポイント療法を究めるため、関東で臨床トリガーポイント研究会の研修生となりました。
覚悟を決め、東京でマンスリーマンションを借り、1週間に5人の先生方の鍼灸院を見学するという研修を3ヵ月行いました。
そこで目の当たりにしたのは、
・痛みを抱えている人の多さ
・全国から患者さんがトリガーポイント療法に期待して来院されている
どこへ行っても良くならない、痛みの原因がわからない。
慢性疼痛で苦しんでいる患者さんの現実がそこにはありました。
実際の生の治療を見学できたことで、改めて自分のしなければならないこと、使命がはっきりしました。
そして、平成24年9月、大崎上島町に、平成26年12月、八丁堀に広島治療室を開院しました。
※スタッフが1名加わりましたので、平日も診療することになりました。 卒業しました。
これからも真摯に仕事に取り組み、患者さんのため、家族のため、鍼灸業界発展のために努力します。
どうぞよろしくお願いいたします。
お電話ありがとうございます、
なかいし鍼灸院でございます。