- 足の裏がしびれる!
- 砂利の上を歩いている感覚がする!
- 歩くと痛みやしびれが強くなる!
このような悩みを抱えていませんか?
当院は、広島市中区上八丁堀にある足根管症候群の施術をしている鍼灸院です。
足根管症候群が鍼治療で良くなることをご存知でしょうか?
鍼治療は、足根管症候群の原因となる筋肉や靭帯、神経周囲の血流を改善し、痛みやしびれを緩和させることができます。
このページでは、当院の足根管症候群に対する鍼治療について解説しています。
是非、参考にしてみてください。
足根管症候群の原因と症状
足根管症候群とは、足の内くるぶしの後ろの部分で脛骨神経が圧迫を受け、痛みやしびれが現れる病気です。
足がしびれるとき、腰が原因なのでは?と思いがちです。
足根管症候群のしびれの特徴は、踵以外の足裏から指先までのしびれです。
足の甲側にしびれは現れません。
足根管症候群の原因は、
- 足首の捻挫や骨折後
- 骨の変形
- ガングリオン
- 静脈瘤
- 動脈硬化した血管の圧迫
- 神経ファシアの異常
などが考えられます。
足根管症候群の症状としては、
- 足裏のしびれ
- 足をついたときの異常感覚
- 夜に症状が悪化
など、足裏がしびれても踵まではしびれない特徴があります。
足根管症候群に対する鍼治療
当院の鍼治療は、トリガーポイント療法をベースに治療していきます。
トリガーポイントとは、「痛みの引き金になる点」という意味です。
銃の引き金を引くと弾が遠くに飛んでいくのと同じように、トリガーポイントが引き金になり遠くの場所に痛みを飛ばします。
その遠くの場所に感じる痛みを「関連痛」といいます。
痛みの発生場所、つまり「痛みの原因」がトリガーポイントであり、痛みを感じる場所、つまり「症状」が関連痛です。
当院では、トリガーポイントを今までの経験則から探し出すだけではなく、超音波エコーを使ってより確実に場所を特定していきます。
近年の研究により、トリガーポイントは、筋膜、腱や靭帯など軟部組織(ファシア)にできることが解明されました。
足根管症候群の場合は、筋膜や靭帯、脛骨神経周囲のファシアにトリガーポイントができます。
神経には神経周囲の膜(神経ファシア)があります。
その膜に異常が起こると、しびれや痛みが現れます。
この画像のように神経の中心を狙うのではなく、神経の周りの膜(ファシア)を刺激し、異常な神経の興奮を抑えます。
足根管症候群のトリガーポイントは、筋膜だけでなく、神経ファシアにもできます。
つまり筋膜からのしびれと神経ファシアからのしびれを見極め、施術していきます。
横に伸びる白い線が筋膜です。
より白く濃く写る部分は、筋膜の癒着が起こっていることを意味します。
つまり、トリガーポイントとは筋膜の癒着です。
筋膜の癒着=トリガーポイントを解消することで、足の痛み・しびれが軽減していきます。
当院の鍼治療は、トリガーポイントに直接アプローチすることで、筋膜の癒着が取れて柔軟性が良くなり、足根管症候群が改善します。
足根管症候群は、数回の施術で改善するものではなく、回数を重ねるごとに少しずつ良くなるものです。
通院目安として、最短で3ヵ月~半年、症状の重い方は1年かかることもあります。
通院初期は、週1.2回、その後改善に伴い2週間に1回、月1回と通院間隔をあけていくのが基本的なペースとなります。
お電話ありがとうございます、
なかいし鍼灸院でございます。