【症例】野球肩、上腕二頭筋長頭腱炎 10代男性

主訴

  • 4か月前から送球で肩を挙げたとき右肩が痛い
  • リリースする前に痛みがある
  • 徐々に痛くなったわけでなく、1回投げて急に痛くなった
  • ズキンとする鋭い痛みである
  • ポジションは、キャッチャーである
  • 野球部監督の紹介で来院

症状

実際にボールを投げなくてもシャドーだけでも痛い。

投げる以外では物を持ち上げたときに痛い。

現在は、30mほど軽く投げている。

トリガーポイント鍼療法

【治療部位】

三角筋前部、中部線維、棘下筋、上腕二頭筋長頭腱(結節間溝)など

三角筋トリガーポイント

三角筋部を中心に治療しました。

1回目:三角筋中部線維で認知覚が出た。直後、楽である。

2回目:痛みが三角筋前部線維へ移動した。前回よりかなり痛みが軽減した。

認知覚が出ると、直後効果が出やすいです。

今回は、すぐ効果が出ましたが、長い間痛みを我慢しながら投げている野球肩は、もう少し時間がかかります。

上腕二頭筋長頭腱炎について詳しくはこちら

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