【症例】野球肘(肘内側の痛み) 10代男性

主訴

  • 中学硬式野球部に所属。
  • ボールを投げた瞬間(リリース時)にズキッと肘内側に痛みが走る。
  • 日常生活で痛みはなし。

トリガーポイント鍼療法

上腕骨内側上顆に集中して刺鍼しました。

尺側手根屈筋トリガーポイント

いわゆる肘の内側の骨が出ている所です。

ここは、上腕骨内側上顆といい、円回内筋、橈側・尺側手根屈筋などが付着しており、野球の投球やゴルフのスイングなどで傷めやすい部位です。

それらの筋肉に痛みが出る場合や今回のように内側上顆の骨膜にトリガーポイントができて痛みが出る場合もあります。

鋭い肘の痛みは、痛みの患部にダイレクトに鍼を当てた方が効果が出やすいです。

痛かったと思いますが、よく頑張りました。

1回目:変化なし。

2回目:治療が良くなったと後日報告があり、終了。

確実に当たれば若いので、治りが早いです。

遠方からの来院だったので、2回で完治できよかったです。

その後の経過も良好のようで、安心しました。

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