【症例】顎関節症 40代男性

主訴

  • 数日前から左顎関節が痛くなり、口が開きにくい。
  • 原因は最近、硬いものをよく食べたせいか?

顎関節症とは・・・

①咀嚼筋障害

②関節包・靭帯障害

③顎関節内障

④変形性のもの、精神的因子によるもの

に分類されます。

今回の症状は、①咀嚼筋障害に分類され、筋肉が痛みの原因であるケースでした。

咀嚼筋はその名の通り、物を噛み砕く筋肉であり、

側頭筋、咬筋、外側翼突筋、内側翼突筋の4つの筋を咀嚼筋といいます。

顎関節症は、歯ぎしりや噛み締めなども要因になります。

トリガーポイント鍼療法

側臥位にて、側頭筋・咬筋・外側翼突筋・内側翼突筋・顎二腹筋など

鍼治療後、痛みはほぼなくなり、口も開きやすくなりました。

まとめ

側頭筋と咬筋は手で刺激を加えることは可能ですが、

外側翼突筋と内側翼突筋は触れないので鍼でアプローチします。

側頭筋トリガーポイント

これは、側頭筋で頭痛の原因になったりする筋で、顎が痛く頭痛もする場合は関連があります。

下顎骨に縦に付いているのが咬筋です。

この咬筋を取り除くと、このように外側翼突筋と内側翼突筋が見えます。

外側翼突筋トリガーポイント

下顎骨の奥にあるので、鍼を打つのに難易度が上がりますが、顎関節痛を治すためには、この2つの筋肉のトリガーポイント刺鍼が重要です。

刺鍼部位は大雑把にいえば、耳の前方に歯を食いしばると筋が盛り上がる所があります。

そこから狙います。

初めての鍼治療が顔ということで、恐怖感はあったと思いますが、出血など細心の注意を払いながら、結果が出せてよかったです。

顎が痛く食事もまともにとれないと、体調も崩しストレスも溜まりますので、痛みが出たらすぐ治療した方が早く治ります。

一般的に鍼治療は、頚・肩・腰・膝の疾患が多いですが、当院では、筋が痛みの原因であればどんな症状でも対応できますので、一度、ご連絡ください。

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